先日、上智大学フランス語学科同窓会にて講演をさせていただきました。
当初の演題は「ラグビーの魅力」でしたが、少々変更。
私の最近のテーマである「右脳と左脳」になりました。
私は、大学を出て以来16年間で、コピーライター、編集者、教員、そして現職のアナリスト、と幅広い分野で仕事をしてきました。
いずれの仕事でも、最初は右脳(直感、ビジュアル)で仕事をするものの、だんだん左脳(言語、数字)ばかりになって退屈してしまう。その結果、転職する。今回振り返ってみて、そういう面もあったかもしれないと思い当たりました。
でも、これは私だけの特殊な例ではなく、時代背景も関係しているのではないか。
就職した当時から景気は後退し続け、一方で社会は、効率化、自動化を求めていく。
新しい発想を出すことよりも、日々の業務をこなすばかりになってしまうのではないか。
講演終了後は、教室で懇親会。フランス語学科らしく、ワインを次々と空けていきました。
この雰囲気が懐かしい。
先輩方、同世代の同窓生から、講演について「非常に面白い視点だった」とお声かけいただきました。
最後に、懇親会でいただいた、素敵な感想を2つご紹介します。
「あなたはまだまだ40歳。これからもっともっと面白いことが起きますよ」
(82歳の大先輩より)
「40越えれば、皆同級生ってとこあるわね」
(はい。私もこの日少しそう思いました)
(私のこれまでの仕事を図式化。右脳側にまだまだ開発の余地あり。ここを忘れずに仕事をしていきたいものです)