No1の分析力vol10は、柔道の「ゴジラ」

Mac Fan「No1の分析力」の連載も今回が10回目。
柔道の石井孝法さんにご登場いただきました。
石井さんは了徳寺大学の准教授や専門学校の校長を勤めながら、監督、研究者としても活動。
柔道専用分析ソフト「GOJIRA」を筑波大学と共同開発、日本柔道の勝利を支える人物です。

リオ五輪で復活を遂げた日本柔道が、どのように東京五輪に向かっているのか。
分析、ルール改正、組織運営など様々な面から聞き出すことができました。

そして何より、石井さんの溢れんばかりのエネルギーに触れ、こちらも新しいアイデアをもらいました。取材の醍醐味ですね。

ところで、この連載は対談の形を取っていますが、大抵原稿は自分で書いてます。
普段は、録音したものをアルバイトの学生に書き起こしてもらってからまとめるのですが、何とこの日は、なぜか途中までしか録音されておらず・・・。
でも、不思議なもので、こういう時の方が良い原稿になるんですよね。
記憶に残っているのは、面白い話ばかり。これを自分の中で再構成して読者に伝える。結果的に、わかりやすく、そして面白いものになるようです。

編集長からも「(いつもより)よく書けてます」とのお言葉までもらってしまいました。
アナリストの仕事は正確な記録が基本ですが、良い原稿を書くのには記録よりも記憶ですね。

過去の記事はこちらから。
No1の分析力

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