準々決勝が始まった。
昨日の2試合は、どちらも大差でイングランド、NZで勝利。
ベスト8敗退となったオーストラリア、アイルランドは、いずれも予選リーグ2位通過のチーム。オーストラリアはウェールズに、アイルランドは日本に破れている。
チームは勝ち続けることで自信を持つ。日本は、予選リーグ4戦全勝で自信を積み上げてきた。
その日本の飛躍を生んだアイルランド戦の分析記事を、ラグビーマガジン特別号にて寄稿した。
注目したのは、バックスのタックル数の少なさ。
開幕前の南ア戦と予選プール2試合(ロシア、アイルランド戦)までの日本代表は、他の強豪国と比較して、もっともバックスがタックルする割合が低かった。(それぞれ22%, 22%, 18%)
これは、前に出るディフェンスシステムが機能している証拠であり、世界一のフィットネスが実現させている。そして、プラン通りに試合を進め、勝ったことで自信を強めている。
本日の試合も、南アフリカがフォワード戦に固執し、日本のフォワードがタックルを繰り返す展開となれば、日本はこれまで通り、自信を持って戦ってくれるはずだ。
ラグビーW杯 中間決算&決勝トーナメント展望