JRFU2023 アナリストカンファレンスに登壇しました。

2024年3月30日(土)、日本ラグビーフットボール協会主催のアナリストカンファレンスに、ゲストスピーカーとして参加しました。

本イベントは、450人の参加者枠が、募集日当日に満席となってしまったとのこと。また、カンファレンス当日も、多くの質問をいただき、スポーツ分析に対する興味の高さを肌で感じる機会となりました。

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(即日満席となってしまいました。今後も定期的に開催するとのことです)

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(初開催の今回のテーマは「アナリスト入門」。東芝ブレイブルーパス東京の宮尾正彦さんが、アナリストの役割や、基本的な映像の撮影方法といった概要を解説。実践的で「明日から始められる分析」という、この日のテーマ通りの内容でした)

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(私が担当したのは、分析作業の実践紹介。デフラグビーの試合の分析や、チーム強化を題材に、高価なソフトがなくても可能なデータ収集方法やコーチングへの活用例をお伝えしました)

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(デフラグビーの選手だった時から、映像やデータを使ってコミュニケーションを取りたいと感じてきました。それが分析を学ぶきっかけとなりました)

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(その後、教員となり、高校ラグビー部を指導。デフラグビーで実践してきた指導法は、聞こえる選手にとっても、分かりやすく、また効果的であることが分かりました。また、教員もコーチも時間に余裕はありません。生徒に作業を手伝ってもらうことで、選手の分析力を高める取り組みをご紹介しました)

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(私が考える、分析のワークフローです。1と2は地道な作業。チームの中で、このような仕事をする人は他にはいません。他のスタッフと協力しつつも、周囲には流されず、客観的なデータを提供することが大切です。こうした考え方は、ビジネス定量分析から学びました)

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(2015年に出版した「エディー・ジョーンズの言葉」より。何を分析するかは、チームの目標次第。扱えるデータの量は爆発的に増えていますが、この原則は変わっていないと思います。データを扱い過ぎることで、チームを混乱させてしまうこともあるので、注意が必要です)

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(「勝つための分析」も大切ですが、分析だけで勝てる訳ではありません。分析を通して選手を育てることで、少しずつ勝利に近づいていくことができると考えています)

あっという間の90分でした。

普段は、10名前後の学生とオンラインセッションをすることが多いので、セミナーは慣れているつもりでしたが、ウェビナーとなると、相手の反応が分からないので難しいですね。

良い経験をさせていただきました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

今回の分析セミナーが初開催だったことからも伺えるように、ラグビー分析に関する情報は足りていません。現場で扱うデータ量やリクエストは増えているが、人手も足りない。

そこで、リーグワンのアナリスト仲間と一緒に、大学チームを中心に学生アナリストをサポートする事業を行っています。

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分析をチームの代わりに行うのではなく、アナリストを養成するプログラムです。学生自身が学び、後輩に伝えていくためのカリキュラムづくりをサポートします。

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コーチが分析作業を学生に指導するのは、時間的、経験的に難しいことが多いと思います。ただし、放っておいてもアナリストは育ちません。豊富な現場経験を持つ、本プログラムの講師が、学生のレベルに合わせて指導します。

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選手のパフォーマンス向上、チーム力の向上は当然ながら、分析担当者のキャリア形成にも貢献することをミッションの一つとしております。分析は、企業に就職後にも役立つ経験です。大学生であれば「学生時代に力を入れた活動」として、大いにアピールすることができます。

お問い合わせはこちら⇒https://forms.gle/ZCZ38SQ6wAxq9hf87

お気軽にご連絡ください。お待ちしております。

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