ラグビーマガジン24年7月号に、先日登壇したアナリストカンファレンスの内容をまとめた記事を執筆いたしました。
カンファレンス後のアンケートにて「資料が欲しい」との要望が多かったので、資料も豊富に掲載しました。
明日からできる分析入門がテーマだったので、私が茗渓学園高校ラグビー部コーチ時代に、高校生たちと一緒に行っていた「紙と鉛筆の分析」もご紹介しました。
AIや、専門のソフトウェアの話題は一切なし。
これで「アナリスト入門」になるのかという不安もありましたが、ラグビー分析に興味を持つきっかけにはなるかと思います。
少なくとも、私が同校コーチ時代に「知りたい」と思っていたことは紹介できました。
リーグワンシーズンが終わり、本格期にラグビー界は初夏のストーブリーグが始まっています。
アナリストの移籍も増えるのですが、各チームから聞こえてくるのは「アナリストを探しているがいない」という声。
大学チームのアナリストは増えているが、そのままプロになる学生は少ないし、なったとしても続かないことが多いように思います。
これはなぜなのか。
入門編に続く、中級編では「プロとしてアナリストを続けるための技術」、あるいはチーム側がどう育成するのか、が必要だと考えています。