「憧れの舞台で」早大デフラガー岸野楓、ドキュメント再放送のお知らせ

kishino_waseda
(写真:岸野選手のツイッターより)
春が急にやってまいりましたね。
今週末はお花見という方が多いと思いますが、埼玉では、私が広報を務めているデフラグビー(聴覚障がい者ラグビー)の合宿も開催されます。
また明日(4月7日)は、早稲田大学ラグビー部のデフラガー岸野楓選手の活躍を取り上げた番組が再放送されます。
◆「憧れの舞台で」 ろうを生きる 難聴を生きる
[再放送]2017年4月7日(金) [Eテレ] 午後0時45分~
 
番組ダイジェストはこちら
 
番組ダイジェストに、このような記述があります。

「20メートルの距離を何度も往復。持久力を高める訓練です。
フォワード志望の岸野さん、得意の走りをアピールするチャンスです。

しかし、常に出遅れてしまいます。走りだしのタイミングを伝える音が聞こえないのです。スタッフが気付き、腰に合図を出してくれました。」

 
これまでトップクラスのチームで活躍したデフラガーは2人。
東海大翔洋高校で花園に出場した倉津圭太と、帝京大で大学選手権に出場した大塚貴之。
その年、どちらのチームも好成績を残しました。
 
聞こえない選手がチームにいるということは、チームにとってプラスになる。取材を通して、私はこれを感じてきました。
 
聞こえない仲間とラグビーをするにはどうすれば良いか。このことを聞こえる選手が真剣に考え始めると、チーム全体のコミュニケーションが飛躍的に高まるのです。
 
もちろん、聞こえない選手自身がラグビーの面でもコミュニケーションの面でも努力することが大前提です。でも、その点は岸野君は大丈夫でしょう。
 
今後の早大ラグビー部の躍進が楽しみです。
 
まだ番組をご覧になっていない皆さん、ぜひご覧ください。
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