24年1月27日、「岐阜県ラグビースクール6年生 普及・育成合宿」に参加してきました。
会場は、岐阜県可児市にある「バローホールディングス 人材開発センター」。同センターは、2019年にオープンした株式会社バローホールディングスの施設です。
(スケールの大きな研修施設。到着後すぐに2階の展示室で株式会社バローの歴史を学びました)
同社については、初めて知ったことばかり。70年前に「主婦の店」として創業され、定期的にアメリカの流通業界に視察団を送るなどして、常に新しいチャレンジをしていることが印象的でした。
本合宿での私の役割は「分析セミナー」の講師。岐阜県内のラグビースクールのコーチの皆さんと、小学6年生に「分析とは何か」を伝えることです。
デフラグビー日本代表の岸野楓キャプテンのお父さんが、岐阜県ラグビー協会の副理事長をされている縁で、お声かけいただきました。
(コーチの皆さんへのセミナー。小中学生の試合では、勝利よりも、楽しむことや経験を重ねることが大事。小学生チームのコーチにとって、分析は「試合に勝つため」よりも「何を練習すべきかを知るため」だと考えています)
(小学6年生対象セミナーの最後のページです。内容が難しいかな、と心配しましたが、元気についてきてくれました)
分析とは「ビデオを見ること」と考える人が多いのだけど、「数えること」「分けること」が第一歩。また、学校の授業は、ラグビーにとっての重要なトレーニングになることも強調しました。
夕方には、株式会社バローホールディングスの田代正美会長のご講演がありました。
60歳を過ぎてから、剣道を本格的に始められた田代会長。小学生たちと稽古を重ねる中で、知ったという次のエピソードが印象的でした。
「小学生の成長は早い!成長すると生意気になる(バローの会長をやっつけてやろうと挑んでくる!会場から笑い)でも、その時期を過ぎると、謙虚な姿勢になる。そして、謙虚になると、さらに実力が伸びる」
小学6年生たちは、熱心に聞き入っていました。
この合宿は、今年が初開催。県内のスクール生たちが、中学でもラグビーを続け、岐阜県のラグビーを引っ張っていく人材となってくれるようにと企画されました。こうした地道な取り組みの積み重ねが、将来につながっていくのですね。
岐阜県ラグビー協会のスタッフの皆様の献身的な仕事ぶりに感銘を受けました。
私にとっても、良い勉強の機会となりました。
バローホールディングの皆様、岐阜県ラグビー協会の皆様、どうもありがとうございました。
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